病院代・医療費は節約できる!

薬と体温計 ここで言う病院代・医療費の節約とは、病気になっても病院に行かずに我慢しましょうという意味では決してありません。誰でも病気になりますし、病院のお世話になることはあるでしょう。その際にかかる病院代や医療費の節約をしてみませんか…という意味での「節約」です。

病院代や医療費はどこの病院や薬局でも同じだろうと思いがちですが、実はそうではないんです!! ここではどうやったら節約につながるかについて、少しご説明しましょう。

病院代・医療費の節約

病院にかかるときには、いくつか気をつけるとお得になるポイントがあります。

①時間外診療は実はお金がかかる!
休日、診療時間外、深夜などは加算があるのです。緊急の場合はやむを得ませんが、出来る限り時間内にかかるようにするといいでしょう。

②病院を変える場合には、かかりつけの医師に相談する
もしも黙って新しい病院にかかると、また検査などをはじめから行うことになり、結果的にお金も時間もかかります。紹介状をもらった方がスムーズに事が進みます。

③高額療養費の申請
同じ病院に支払った1ケ月の自己負担額が80,100円を超えると超えた分の医療費が戻ってきます。 もしも該当する場合には加入している公的医療保険に問い合わせてみましょう。

④確定申告の際の医療費控除
1年間の医療費が10万円を超えると税金が戻ってくることをご存じですか?出産に関わる診療や分娩なども対象です。

薬局を上手に利用しよう

病院でもらった処方箋を持って行く際の注意点について少しご説明します。 薬をもらうならどこも同じだろうと思いがちですが、実は薬局によって値段が違うんです! 例えばシロップになっている薬を処方された場合、容器代が掛かる所とそうでない所があります。わずか数十円ですが、それだけでも調剤薬局によって料金の仕組みが異なるということがわかります。その他、同じ薬の場合でも、薬局によって金額が変わることもあります。

大抵はかかった病院近くの薬局に処方箋を持って行く場合が多いと思いますが、処方箋はどこの薬局でも取り扱ってくれますから、自分のかかりつけの薬局を決めておくのもいいかもしれません。

また、同じ薬でもジェネリック医薬品(後発医薬品)がある場合があります。成分も効能も同じで、値段が安くなっているのが魅力です。全ての薬にジェネリック医薬品があるわけではなく、ジェネリック医薬品の在庫が無い場合も考えられますが、希望する場合には申し出てみるとよいでしょう。